オーストラリアの住宅保有率についての統計

ファイナンシャルプランニング

The New Daily から面白い記事を見つけました。

The Stats Guy: A nation of home owners is better for everyone, including the environment

この記事はオーストラリアの住宅所有者率について深く掘り下げています。

まず最初は国別の住宅保有率です。私だけかもしれませんがこういう「国別対抗戦」のようなデータはつい「豪州 対 日本」で見てしまいます。残念ながら日本はグラフにはありませんがHungaryの住宅保有率には驚くべきものがあります。ルーマニア、ハンガリー、ブルガリアなどの大部分の農耕および工業経済圏は住宅所有率が高く、都市化が進んだサービス経済圏(スイス、ドイツ、韓国)は住宅所有率が比較的低くなっています。オーストラリアの住宅所有率(63%)は、特に高くも低くも際立っていません。しかし1970年代の住宅保有率が71%以上だったことを考えると、やはり最近の不動産価格の高騰でマイホームが遠のいている感は否めません。

日本の2人以上世帯の住宅保有率は73%

国勢調査(CENSUS)に依る次のグラフは借家に住んでいる年齢層を表しています。この表によると26歳をピークとして、26歳の半数が借家に住んでいるようです。

このデータは結構見逃せない事実と思います。すなわち不動産投資をする際「26歳の借家人が一番多い」と判れば、おのずと「どういった地域であれば空き家率を低くできるか」がある程度推測されると考えます。

以下は年代別で見た住宅保有率です。年代が新しくなるにつれて保有率が下がっているのがこのグラフから明確になります。

こういったグラフを見てあーでもない、こーでもないと考えるのは結構楽しいと思いませんか?

< 以下は参考サイト >

The Stats Guy: Don't be tricked by the Australian home owner rate
The Stats Guy Simon Kuestenmacher dives deep into home ownership numbers in Australia and what that says about the future.

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