Actuaryとは、ビジネスにおける将来のリスクや不確実性の分析、評価等を専門とする専門職。日本語では「保険数理士」「保険数理人」などと訳されることもあります。要するに保険の構成、金額、掛金の設定を職業とする人です。
よく言われる事ですが、保険会社は貴方の死亡、怪我などの「貴方のリスクを購入」し、不測の事態が発生した場合に保険金を支払うわけではなく、あくまでもアクチュアリーがリスクを測定=死亡率、事故発生率などを算定し、確率理論から保険金支払い予想額、運営コストを算出し適切な保険の掛け金を設定しています。
よって当たり前ですが、リスク（死亡率、年齢、疾病率、職種等）が高くなれば掛け金は高くなる計算になります。その為 保険の選定には掛金のみならず支払い条件等を考慮する必要があります。簡単に言えば支払い金額が同じで掛金が安い場合は支払い条件（Waiting period, Stepped / Level Premium等)を確認する必要があります。